京都のお盆は六道まいりから始まります。
今年はわが家でお世話させていただいていた伯母の新盆なので
主人と一緒に六道まいりに行きました。
六道まいりは久しぶりで、昔は東大路通りから入っていたのですが
今年は車で行ったので、駐車場の加減で西側から向かいました。
西側から行ったのと、久しぶりと言うこともあって
案内を確認していったのにもかかわらず、
うっかりと幽霊子育飴のお店のところを右の道(南の方)に入ってしまって

私達が六道珍皇寺と思って引き寄せられるように入ったのが六波羅蜜寺。
六波羅蜜寺と書いてあるにも関わらずに、六道まいりと思いこんで入っていたのが六波羅蜜寺。

昔祖母に連れられてお参りに来た時とは様子がかなり違っていたのに
それでもまだ間違いに気付かずに
「建て替えられたのですか?前は鐘つき堂お堂のようなところにありませんでしたか?」などと聞いていた私。
きっとお寺の方は間違っていることに気が付いておられたと思うのですが
「間違ってますよ。ここは六波羅蜜寺で六道まいりは六道珍皇寺ですよ」と教えてもらえること無く
水塔婆を書いてもらい、

鐘をついて伯母のおしょらいさんをお迎えして
水塔婆をお水に納める場所に行った時も
「あれ~???なんか違うな~」と思いながら水塔婆を納めさせていただき
確かもっと横に広い場所だったと記憶しているのに・・・

やっぱり気になって再度聞いたのですが
「以前からこちらの鐘をついてお迎えしていましたよ。
阪神大震災の時に少しリニューアルしました」というお返事。
でも「少しじゃ無いやろ~全面建て替えやん」と思ったのですが
阪神大震災と聞いて、何故か納得した私は水塔婆を納めたあと
その横に弁天様の水かけ不動様がおられるのに気が付きました。
そしてその横に昔TVで見たことのある「銭洗い」の籠があるのを発見!
今貧窮しているわが家を、この弁天様が導いて下さったのだと思い
初の「銭洗い」をさせていただきました。
1 籠にお金を入れる。
2 ひしゃくでお水(浄水)をすくい、浄水を3回に分けてお金にかける。
3 横の社務所で売っている「金運御守」を受けて、
その中に浄水で清めたお金を納めて綺麗に包んで
家の金庫or通帳などと一緒にしまっておく。

金運守りの中に入っていたのは身代わり守り。
身代わり守りは、何かあったときに鈴が取れて身代わりになってくださるお守りで、
間違っても、鈴がとれたからと言ってボンドでつけないで、
その時はお寺にお納めくださいということでした。
・ 銭洗いのお金はいくらでも良いが、小額から初めてだんだんと高額にしていくのが良い。
・ お札の場合は、全体に浄水をかけるのではなく四隅にかける。
全体にかけるとお金が苦しまれるそうです。
・ お守りの紙包みに包むとき、お札の場合はしっかりとおらずに
折り目をつけず丸めた状態で包む。
(しっかりと折ると、お金が痛がられるそうです)

こちらのお写真は、一度包んでいただき再度開けたものなので
折り目がついていますが、包むときはふんわりとということです。
六波羅蜜寺の住職さんが、とっても丁寧に教えてくださり
お金も包んでいただきました。
初めは500円玉を清めたのですが、少し欲張りの私は御札もと思い
千円札も清めさせていただき、一緒に包んでいただきました。
次は5000円札、そして10000円札と包んでいけるように
頑張っていきたいと思っています。
そして見つけたのが「なでうし」
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自分の痛いところをなでると、痛みが無くなると書いていたので
最近足が痛くって歩けないときがたまにあるので
一生懸命さすりました。
「脚が治りますように」
こちらの右手にある「六波羅蜜寺」とかかれた石碑の上に
石の輪があり、その輪をお願い事を祈りながら
3回まわすと願い事がかなうと書いてあったので
しっかりと3回まわしてきました。
たまたま間違ってお参りした六波羅蜜寺。
何かに引き寄せられるようにしてのお参りでしたが
今窮地に陥っているわが家を仏様が導いて下さったのだと思い
感謝してお参りさせていただきました。
・七福神信仰は室町時代に京都で発祥し、六波羅蜜寺の弁財天様は
日本最古の都七福神の一つと言われています。
そのあと幽霊子育飴のお店で、六道まいりは六道珍皇寺とお聞きして
その時に、私達のように間違って六波羅蜜寺に行かれる方が多いというお話も聞かせていただきました。
早朝にお参りに行ったので、2か所も有難いお寺にお参り出来たのだと
早起きは三文の徳等と思ってしまいました。
でもこんな欲をかいてはダメなんですね。
「銭洗い」もしっかりさせていただくことができ
今日からまた、日々精進して頑張りたいと、新たな誓いを立てることができました。
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