近鉄奈良駅近のランチのおすすめのお店は、ならまちにある築140年の町家を改装したお店”粟”。大和伝統野菜と奈良の食材を使ったお料理で有名です。
粟ならまち店
店の佇まいは築140年の町家の面影を残して改装した、落ち着いてほっこりとできるお店です。
友人が前もって予約をしてくれていたお部屋は、自分の家のようなお座敷です。私の実家は京都の中京区で、ちょうどこんな感じのお座敷があります。まるで実家に帰ってきたような感じで、ゆったりとしてしまいました。
お部屋の中から坪庭が見えるところまで実家と同じ♪すご~く落ち着く~♡
お部屋のあちこちに、伝統野菜が飾られています。最近ではよく見かけるピーナッツカボチャも、奈良の伝統野菜だったんですね。わが家ではスープにしたりして食べています。
粟のランチ
ランチの前には、スタッフの方が伝統野菜の説明を詳しくしてくださいます。
ビックリするぐらいおおきなオクラ、ゼブラのような柄のゼブラトマト等々、見たことのないようなお野菜です。
この日食べたランチは、粟「大和牛と野菜」コース3,900円です。お料理を並べられると、そのお料理に使ったお野菜の説明を一回一回スタッフの方がされます。
前菜はカゴの中に入った大和伝統野菜料理です。これだけでお腹がいっぱいになりそうですね。
おおきなオクラのスライスが入っています。
手前にある黄色い大きなのは、このオクラの花の花びらです。花びらまでこんなにオシャレにお料理に使われていました。もちろん食べれますよ♪
大和牛の陶板焼きのUPのお写真です。とってもジューシーで柔らかいお肉でした。
そして大和芋を使ったお吸い物です。とろ~り大和芋がとっても美味しかったです♪
大和伝統野菜
大和伝統野菜は奈良県内で作り続けられ、大切に受け継がれてきたお野菜です。「家族が喜ぶから」「作りやすいからい」という理由で、長年受け継がれてきた大和伝統野菜は、家族を大切に思う気持ち、お野菜を大切に思う気持ちなど、沢山の愛で育まれてきたと思うと、とっても愛おしく感じられました。粟の店内を入ったところにもお野菜が飾ってありますが、胡瓜の先祖と思われている胡瓜も飾られていました。ただしその胡瓜は飾り物で食べられないそうです。
粟の名前の由来と店舗情報
「あ」~はすべての始まり。そして「わ」~はすべての調和という意味を込められている名前です。
粟は全部で三店舗。清澄の里にある”粟”。”粟”ならまち店。そして豊かな自然・歴史・文化と寄り添い、そして受け継がれている古都(奈良」の、まだまだ知られていない魅力を伝える場所「コトコト」の三店舗。清澄の里粟と粟ならまち店は完全予約制。おもてなしを大切にされているから、完全予約制なんですね。素晴らしく気持ちの良いおもてなしでした。
次は田園風景のなかにたたずむ「粟 清澄の里」に行ってみたいと思います。ゆったりとした田園風景の中のゆったりとしたお店でのランチは、きっと素晴らしいでしょうね♪
粟の公式HP>>>プロジェクト粟
粟のお隣はかき氷で有名な”樫舎”
粟の隣はかき氷で有名な”樫舎”です。この日は入りませんでしたが、2軒並んでいる町家のお店が2軒とも有名なお店なのにはびっくり!”粟”でランチを食べた後、ならまちをうろうろそぞろ歩きしていて、たまたま”粟”のところを再び通ったのが、ちょうどおやつの時間で、”樫舎”では向かいの駐車場のところに沢山の人が並んでられました。たかがかき氷、されでどかき氷ですね。