京都の夏といえば、まずは祇園祭。
今年の祇園祭は歴史的な節目を迎えます。
祇園祭の最大の山場、山鉾巡行は7月17日。
しかし、昔はそのあとに「後祭」と呼ばれるものがありました。
その「後祭」が今年はなんと49年ぶりにとり行われます。
17日は「前祭」(さきまつり)
24日は「後祭」(あとまつり)
私は京都生まれの京育ちで
49年前というと5歳。(2014年現在)
その頃はまだ「後祭」が行われていたのですね。
幼かったので、その頃の記憶は
祇園祭といえば、人ごみにもまれて、
汗びっしょりで、大人たちの背中を見るお祭り(笑)
的な感じでした。
子供のころの楽しみは、
夜店で、まわり灯篭を買ってもらったり、
カブトムシを弟が買ってもらったり、
もっぱら夜店の思い出が鮮やかによみがえります。
コンコンチキチン コンチキチンのお囃子につつまれて
夜の京都を両親とそぞろ歩き。
とっても懐かしい思い出です。
その祇園祭が今年節目を迎えるということで
今年の見どころは
なんと言っても「後祭(あとまつり)」と「大船鉾(おおふねぼこ)」の復活です。
行事日程や巡行ルートが変わるなど、
歴史的な節目を迎える今年は見逃せないポイントがいっぱい♪
前祭には鉾が23基
後祭では鉾が10基。
その後祭の鉾には、今回150年ぶりの復興を果たす「大船鉾」
これは見逃せませんね。
このように巡行が2つに分かれるので
鉾の建て日、宵山などの行事日程も変更され
今年はゆっくりと巡行が見られそうです。
6月もあと2日。
もう7月が目の前です。
根っからの京都人の私は
祇園祭と聞くと血が騒ぎます。
7月に入ると、幼馴染から
「祇園さん、いつ行く~?」と
またTELが入るのでしょうね。
楽しみ、楽しみ♡
コンコンチキチン コンチキチン