京都市内にある平野神社の桜は、現在約60種400本あるといいます。平安時代に桜は生命力を高める象徴ととして、蘇り、生産繁栄を願い各公家伝来の家の標となる桜を奉納したと伝えられています。
平野神社の桜
恥ずかしそうに下を向いているみたいですね。
そして一番目を引いた桜は、天高くそびえる桜の大木です。下から写真を撮るとすごくきれい!本当はもう少し陽が沈んで空が群青に染まったところを、下から映したかったのですが、時間がほんの少し早かったが残念です。
そこから小路が2つに分かれて境内と反対の右の方向に進むとまた違った種類の桜がたくさんありました。
桜の木の下には雪柳というイメージで、てっきり雪柳と思いきや、鬱金(うこん)という桜でした。やはり右下にある立て看板を見て鬱金(うこん)と勘違いしてしまいましたが、やはり雪柳だと思います、後ろにある花が咲いていない木が鬱金で勘違いしていたようです。4月中旬に花をつける後ろの木が鬱金(うこん)です。
この雪柳が数本咲いていましたが、本当に見事な咲きっぷりでした!
平野神社境内
しばらく桜の並木を歩いていくと、手水舎があり手を清めてから境内に入ります。
境内の中に入ると目に飛び込むのは、大きなご神木とそのまえにあるすえひろがね。
ご神木は樹齢400年の樟(くすのき)です。
ご神木の周りを歩いて、活力・生命力を頂いてから本殿へお参りします。
すえひろがねというのは、社務所で磁石の入った授かる守りを買い求め、すえひろがねにつけて霊石の力を持ち帰れるという、有難い石です。すえひろがねの所につけてある磁石を取って、すえひろがねに近づけると、強く引き付けられます。
そして本殿でお参り。
家内安全、家族の健康をお祈りして後にしました。
境内を出る頃には、ライトアップがほんの少し始まっていました。
下からライトを当てられた桜です。(まだ辺りは明るいですが・・・)
境内を出ると、屋台で夜桜を楽しむ人たちがチラホラ。毎年夜桜は寒くって震えていますが、今年はあんなに寒かったのに、急に暖かくなり、今日は少し汗ばむ陽気でした。こんなに暖かな夜桜なら毎年来たいですね。
桜茶屋(出店期間3月25日~4月20日)
屋台によっては予約できるところもあります。わかっているところだけご紹介しますね。
遊楽(予約・お問い合わせ 075-497-4417)
ひさご(予約・お問い合わせ 075-682-3001 09032636264)
平野神社桜コンサート
毎年行こうと思っていますが、なかなか日程が合わずに行けていない、平野神社の桜コンサート。
バロックアンサンブル/フルート・ハープ/ヴァイオリン・オーボエ・ピアノ/等。
フルートでは、小学2年生・中学1・2年の方の演奏もあります。
その他ハープ(3台のハープ)/ガラスの笛など、なかなか聞くことのできない音楽も催されます。
※鑑賞は無料です。
平野神社桜コンサートの詳しい日程は>>>平成30年 第18回平野神社桜コンサート