青龍妙音弁財天(正式名称)
所在地: 〒602-0822 京都府京都市 上京区桝形出町東入青龍町232ー1
電話: 075-241-2454
京都の出町柳にある出町弁財天。正式名称は青龍妙音弁財天です。鴨川のすぐそばにあり、近くには豆餅で有名なふたばさんがあります。
青龍妙音弁財天
出町弁財天さんとして親しまれている青龍妙音弁財天。鴨川と高野川が合流する三角州の西側が出町といわれている地域です。青龍妙音弁財天は鴨川の西側の川沿いにあるタネ源本店の隣にあります。
鳥居をくぐって中に入ると心が洗われるような静寂に包まれます。初めに手水舎で手を清めてから参拝します。青龍妙音弁財天は京都の七福神の一つで、相国寺の塔頭で地元の人に愛されています。
本堂のお参りの次には、再び鳥居あたりまでもどり、右手をみるとお稲荷さんが祀られています。こちらでも商売繁盛を願ってお参りです。
鴨川と高野川が合流する三角州
子供の時からこのあたりの鴨川で家族でよく遊んでいて、この上にタネ源本店があります。私が遊んでいたころはこんなにきれいに整備されていませんでした。もっと自然いっぱいの鴨川で魚すくいをよくしたものです。毎年7月に開催される京都洛北ライオンズクラブ主催の“魚つかみ大会”は30年ほど前に楽しみましたが、まだされているそうです。
昔と違ってこんなにきれいに透き通った川になっています。あちこちにサギ、カモが泳いでいます。
出町 妙音堂での参拝
お堂前の静寂の中、気持ちが洗われるような気がする場所でのお参り。お参りの後は気持ちもスッキリとして「さあ!また頑張ろう!」という気持ちがムクムクとわいてくるのが不思議でした。
「オン ソラソバ テイエイ ソワカ」という御真言を七回及び二十一回繰り返してお唱えします。
弁財天さんとは
弁財天は七福神の中で紅一点、唯一の女性の神様です。琵琶をひく姿が有名です。このことから芸事の上達の神様としても広く知られています。京都では弁財天のことを弁天さんと親しみを込めた呼び名で呼ばれています。
弁財天は川の神様で、川の水がさらさらと流れることから弁舌や音楽・芸能の神様としてあがめられ、その時は弁才天と書かれていましたが、のちに才を財と書くようになったことから、商売繁盛、蓄財の神様として大切にされてきました。